【光照寺報恩講のご案内】

 以下の通り、光照寺報恩講を開催します。

コロナも落ち着いてきました。

 本堂も少しずつ、修復しております。

久しぶりに、お寺に来てみませんか?


        記


・日時:11月27日(土)、28日(日)

・場所:光照寺

・日程: 10:30~法要

     11:00~法話

     11:30~本堂参拝

・申込:参加申し込み不要、ご自由にお参りください。


 大谷大学でお世話になった一楽先生が報恩講について

このように述べられていました。


[ 報恩講 ] 恩徳 -ありがたいということ-


 いまから750年ほど前の11月28日、

親鸞さまは90年のご一生を終えられました。


 その親鸞さまがご生涯をかけてあきらかに

していただいた教えを聞き、

「ありがとうございます」と感謝するのが

報恩講のおつとめです。  


 私たちが「ありがとう」と言うのは

どんな時でしょうか。


自分の欲しいものが手に入った時、

自分の願いごとがかなったときなど、

自分が何か得をした場合だけではないでしょうか。

自分の損得をものさしにして、ありがたいか、

ありがたくないかを判断しているのです。


 ところが、このものさしほど当てにならないものは

ありません。

 状況によってコロコロと変わるからです。

欲しくてたまらなくて買った物でも、

時間がたってみれば部屋の片隅にゴミのように

ほったらかしにされている、 ということがよくあります。


 買ってくれた人に「ありがとう」と言ったことなどは、

とっくに忘れてしまっています。

 自分にいのちが与えられたことを「ありがたい」と

感じたことのある人は、どれほどいるのでしょうか。


 多くの人は、自分が生きていることをあたりまえの

ように思っているのではないでしょうか。

しかし、自分で心臓を動かすことができる人は

一人もいません。

 また、いやなことがあっても、心臓は黙って

打ち続けてくれています。


 そのような、私たちが日ごろ考えたこともないような

「いのち」の意味を教えてくださったのが親鸞さまです。


すべてのものが平等に尊いいのちを与えれていることを示され、

傷つけ合うことがどんなに悲しいことであるかを教えてくださいました。


 親鸞さまは、私たちが欲しがっている物を

与えてくださるわけではありません。

 私たちが損得のものさしを超えた世界に生きることを


願っておられるのです。

 報恩講をおつとめするのは、親鸞さまの教えを聞いて、

そのような世界に生きる者となるためです。


                 (大谷大学 一楽真)